簿記のメリット
まず簿記のメリットから
金融知識の基礎が身に付く
FPでも同じこと言って何が違うんや!?
後に詳しく述べますが、FPは私たちの生活に直結しやすいですが、簿記は会社のお金周りについてことがメインとなります。いや会社のや病院のことなんか興味ないよという方も私生活に応用できるので最後まで読んで頂けると嬉しいです。
資産と負債がわかる
突然ですが、あなたの資産・負債はいくらかわかりますか?これを聞かれて即答できる方はかなり金融知識が高いと言っていいでしょう。普通は答えられないか、勘違いをしているかと思います。しかし、今現在の自分自身の状況をわからない人がお金持ちになることは少ないでしょう。RPGで自分のレベル・ステータス・装備・特技・魔法を知らないままラスボス倒すようなものです。簿記の勉強は会社の資産・負債等を学ぶことです。それを自分自身に応用できることがメリットになります。自分の現在時点を知ることができるのです。
簿記とは
簿記は、企業規模の大小や業種、業態を問わずに、日々の経営活動を記録・計算・整理して、経営成績と財政状態を明らかにする技能です。
出典:日本商工会議所公式HP(https://www.kentei.ne.jp/bookkeeping/about)
日々のお金の記録を残す会社の家計簿のようなものと私は考えています。
FP 違いは?どっちを取るべき?
簿記はビジネスのお金の流れを記録・整理する方法を学ぶのに対して、FPは個人や家庭の財務計画やアドバイスを提供するスキルや知識を学ぶものです。どちらもお金に関連する重要なスキルですが、対象や内容が異なります。簿記は地図の現在地を示し、FPはがコンパスの役割を示してくれることでしょう。その意味でも両方取るのはおススメです。しかし、両方取るのは時間がかかるのも事実。今後の目標や状況によってどちらを取るかは異なると思います。FPを優先した方がいい人。簿記を優先した方がいい人について書いていこうと思います。
FPを優先した方がいい人
企業?副業?興味ないな。本業でバリバリ稼ぐぞ!本業だけ又は本業と投資信託で十分やっていけるという方はFPを優先していいでしょう。どちらかだけを取るならFPの方がおすすめ度が個人的に高めです。自分の生活に直結することが多く、簿記より効果が出るのが早いのも特徴です。
簿記を優先した方がいい人
起業したい!副業でたくさん稼ぎたい!という人は取って損はないでしょう。自分の会社・ビジネスを持つことになります。会社や病院のことなんてという他人事を言っている場合でなくなるからです。税理士に任せればええやんという話ではあります。しかし、何かよくわかんない勘定科目を目にして?するより、自分の会社のお金の項目を知ることで成績悪い場合の立て直しや好調の場合のさらなる投資などの目安もわかることができます。
合格率・勉強期間・勉強方法
合格率
簿記には2・6・11月の統一試験(筆記試験)と2・4・6・11月の一部期間を除き、いつでも受験できるネット試験を選ぶことができます。各合格率は
統一試験:平均50%(162・163・164回:30~35%)前後
ネット試験:平均40%前後
とのことです。FPと比べるとだいぶ下がりましたね(FP3級:70~90%前後)
個人的な理由としてはFPにも多少計算問題がありますが、主に暗記の側面が強いため、勉強すればできることが多いですが、簿記は計算問題です。しっかり理解してないと解けない部分が多いところが要因ではないかとおもいます。
勉強期間
平均:100時間前後(1日平均2時間で2、3か月ほど)
私自身:推測70時間前後(4月~11月)
仕事の日20分前後(動画視聴)、休日は45分前後、試験2か月前位から1時間半ほどとゆっくりやっていました。
勉強方法
私自身は独学で行ったのですが、FPと違い独学で絶対取れると断言ができないので、独学の場合とスクールのおすすめを書いていきます
独学の場合
「スッキリわかる日商簿記3級」を購入しました。ですが、使い方は教材というより、問題集的な使い方をしていました。とくにふくしままさゆきさんの youtubeでは大問1・2・3のうち大問2の部分を触れていないことがあり(簿記取得後理由の動画が出てました)、その対策にこちらの教材を使っていました。
スクールに通う場合
・クレアール
リベ大おすすめしているスクールになっております。おすすめされている理由は
①教材の質が高いこと:ポイントを絞っている
②料金が安い:他のスクールに比べて20-40%安い
③サポートが充実:回数無制限の電話・メール相談
不合格のウェブ受講が1年と延長
となっております。
おまけ(試験当日の話)
FPと簿記も年3回試験日が設けられていることに変わりはないのですが、FPはネット試験がなく、会場は県内の大学を使用し、受験者が集まった試験会場でした(結果、車で来た私は駐車場が混雑して焦り受験票を忘れる)。
簿記は統一試験以外にネット試験があることや、会場も地元の商工会議所になるため、人数の分散がされおりました(実際の会場の受験者は50人ほど)。遅刻、忘れ物なく、1時間ほど前に到着できました。
ただ162・163・164の直近の合格率が30%前後。私が受験した162回も難しく、模試とかの内容より難しくね。いや時間が足りん(汗)となりました(実際時間が足りなくて全て解けませんでした)。
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